2016
07.17

林床の花 その3

7月に入り、気温が夏日だったり、ストーブを焚くくらい冷え込んだりの不安定な天候が続いていましたが、6月の長雨や低温のため、今年の小麦、じゃがいも、ビート、豆の作柄はよくないと、ご近所さんがこぼしていきました。うちでもナス、トマト、キュウリなど畑の野菜も生育がよくないですが、白菜やスナップエンドウ、イチゴなど、春ものは順調に伸びてきました。夏野菜と春の野菜が一緒に育っている畑は、私には珍しい光景です。

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6月の林では、サイハイラン、ギンランがたくさん咲きました。

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7月に入り、ベニバナイチヤクソウが終わると、白いイチヤクソウと、ジンヨウイチヤクソウが咲きだしました。

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ジンヨウイチヤクソウは草取りしていない場所にまで、分布が広がってしまいました^^;

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そして、つぼみから一ヶ月たっても咲かなかった、謎の花・・・。

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だんだんとつぼみが上がって、ピンクに色づいていきました。

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長雨を経て、この状態で3週間も過ごしたでしょうか、ようやく花が開きはじめました。

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オオウメガサソウ。これもイチヤクソウの仲間です。林に来て3年目、初めて見る花でした。
さらに、別の場所ではじめてウメガサソウも発見。これも今年初めて見た花です。

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まだ蕾。

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花が開くと、オオウメガサソウとよく似ています。

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イチヤクソウの仲間は、地中の共生菌とともに生きる植物なのだそうです。ここはカシワが多いですが、ほかに、カラマツやカンバの林床でも見られると聞きました。ここは、20年近くも放置されていた林なので、菌根が豊富なのでしょう。イチヤクソウ科の花がとても多いことがわかりました。これからオオヤマサギソウ、エゾスズランが咲き始めます。ここでは春が遅く、秋が早いので、夏のはじめにもう秋の花が見られるようになります。
これからキンミズヒキ、トラノオ、ツリガネニンジンやハギなどが咲き始めると、寂しい秋の訪れを予感して、ちょっと寂しくなります。

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コメント
夏野菜と春野菜が一緒に採れるのは楽しいですね。
でも、夏野菜が良くないのは温度が低いせい・・・
こちらでも気温が低かったり日照が少ないので出来の悪いものもあります。

林床にこんなにいろんな花が咲くなんて、すごいですね。
こちらでは長野の方に行っても特別の場所でしか見られないです。
オオウメガサソウというのはあのようなかたちの葉っぱだったなんて!じっと待ってきっと花が咲くと思う気持ちよくわかります。
何かきっと咲くと思ったら、こんなかわいい花だったんですね。

そうこうしているともう秋の花。
私も見に行かなくては・・・
sage55dot 2016.07.18 22:36 | 編集
sage55さん
訪問していただきありがとうございました。
これから気温が上がると、春野菜も夏野菜もいっぺんにとれるようになって、8月は収穫で溢れます^^こちらで「収穫祭」というのを、身をもって感じました。北国では夏が凝縮しています。
オオウメガサソウの葉は、はじめフッキソウと思いこんでいましたが、よく見るとギザギザがあって、これは?と思いました。植物図鑑をめくっていたら、オオウメガサソウが偶然目に入ってきて、それとわかりました。つぼみが上がってくると、そのかわいらしさにもうわくわくでした。どちらかというと、つぼみのほうがかわいかったかも^^;
私も初めてみたのですが、珍しい花なのでしょうか。たまたま人の手がはいらない林だったので、残っていたのでしょう。これからは私たちが踏み荒らさないように、これからも手入れをしていかないと、と思いました。
min628dot 2016.07.19 08:23 | 編集
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