2014
08.01

鳥たちのゆりかご

今年も林の中でたくさんの鳥たちが巣立っていきました。いまはその証が、あちこちに落ちています。樹上に作られた、ごく一般的な、草で編まれた鳥の巣です。

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春からずっと林にいて、いまも居続けている、カワラヒワの可能性が高いです。ほかに可能性としてはシメ、アオジでしょうか。今年珍しく林で見たモズも候補に入るかもしれません。いちばんたくさんみかけるセンダイムシクイは意外にも地上に巣を作るようです。去年草刈りをしていても気がつかなかった。
コサメビタキはウメノキゴケをあつめてこぶのような巣を作るといいます。私はまだ見たことはありません。でも幼鳥がいるので、どこかに作っているのかもしれません。

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そして・・・なんとこれはオオジシギの巣なのです。(卵入り)

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7月はじめ、春にワラビを撮採った野原は、ヨモギを刈り取ったあといちめんのワラビ野になっていました。来年に期待できそうです。
ぐるりと回って帰ろうとしたとき、カサッ音がして、何かが草むらを動きました。いきなり飛び出したのは、なんとオオジシギのおかあさん!!オオジシギにとっては命の危険を感じる恐怖だったでしょうが、こちらも急に飛び出したのでびっくりしました。とっさのことで撮影は間に合わなかったけれど、オオジシギのいたところには卵が・・・。あわててその場を去りましたが、その後のことが気になって仕方ありません。巣にちゃんと戻ってくるだろうか。

離れたところから30分見ていましたが、帰ってくる様子はありませんでした。そのうち雨が降り出し、仕方なくその場を離れました。ちゃんと戻っていると良いけれど、もう確かめることはできません。そっとしておくよりないからです。
それにしても、オオジシギを今年はあまり見ないと思っていたのに、営巣していたとは!しかも自分の土地で。この日から何度か見ていますが、動きはありません。抱卵何日目なのか、無事孵るのか・・・・。

そして、これは今日の巣にあった卵のカラです。ひとつは孵らず、あとのみっつはカラが割れていました。

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オオジシギは環境省のデータでは準絶滅危惧種になっています。越冬地であるオーストラリアでもその数が減少していると聞きます。無事に巣立っていてほしいと祈るほかありません。

ちなみに、ここではオオジシギのことを、ディスプレイの姿がツバメと似ているのか、アメフリツバメという人もいました。見ると雨が降るというのです。曇りの日にディスプレイすることが多いのかもしれません。夜ディスプレイを聞くこともあったと言います。「昔はうるさいくらい鳴いていたけど、そういえば、最近はあまり聞かないね」と言っていました。


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コメント
こんばんは。暑い一週間でしたが、お元気ですか。
オオジシギの営巣場所に遭遇とは、、、貴重な体験でしたね。さぞビックリ(minさんも、オオジシギ母も)されたことでしょうね。でも、最後の写真をみると、三つは卵からかえったようで、そのあと無事に巣立ったことを祈るしかないですね。
そして、その子たちがまたminさんの林に帰って来てくれると
いいですね。
なおみんdot 2014.08.04 23:36 | 編集
なおみんさん
こんにちは、今週は台風12号の接近にともなって日に日に蒸してきて、今日は最高に蒸し暑いです~(;´д`)ゞこんなに続くと、ちょっと参りますね。
オオジシギ事件(?)からだいぶたちました。巣に卵の殻が残されていた・・・ということは、オオジシギのひなは生まれてほどなくして巣を出たのでしょうか。ライチョウのように生まれたらすぐ歩けるのかも・・・。その後、オオジシギを見ることはありませんでした。ディスプレイのとき以外で姿を見ることは難しいですね。
来年はたくさんのオオジシギが見られることを願っています。
min628dot 2014.08.05 11:06 | 編集
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