2014
07.30

大往生

最初に異変に気づいたのは相方でした。「いつ倒れたんだろう?」

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え?と振り向くと、立ち枯れていたカシワの巨木が、途中から折れて倒壊していました。

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周りの木もとばっちりをくったようです。

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相方と計ってみましたが、幹周りおよそ97㎝。年輪から、樹齢推定120歳。ここがまだ原生林だった頃に生まれたのでしょうか。ふと足下を見ると、私の膝にも届かないカシワの幼木が目に入りました。この木が大木になる頃、私たちはもうこの林にいない・・・そう気づいてしまい、ちょっと切なくなりました。

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幹にはキツツキの開けたたくさんの穴があり、そのうちのいくつかは巣として使われたことでしょう。枯れてからも、幹の上で植物を養っていました。

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あまりに立派なので、手をつけずにいたのですが、こうなっては危険です。作業中でなくてよかった・・・。
このあとは現実的に、腐った部分は林の外に捨てなくてはなりません。ところが、折れたところから上の部分は、意外にも薪として使える部分があることがわかりました。
林には、また新顔が増えていました。オカトラノオかな?

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朽ちていくもの、新たにやってくるもの、林は毎日生まれ変わっているようでした。

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コメント
カシワの樹は、老木だったのでしょうか?
倒れてもなお、他の植物を養いやがて土に帰って行く…愛おしく感じますが、自然界のサイクルは本当に素晴らしいですね。
倒木も薪として有効活用されると本望でしょう。
自然の営みを見つめられる、minさんの観察眼が素敵ですね。
木が倒れた周辺に光が届くようになると、目新しい花も顔を出して嬉しいですね。
スジグロシロチョウかな?蝶も飛んで来ましたね。( ^^)
kogamodot 2014.08.01 10:04 | 編集
kogamoさん
今日も昨日より暑いです~ε-(´o`;A
倒木はまだ半分、残っているのですが、作業は中止。高温多湿のこの時期、林の中はダニが活発になるので・・・。
カシワは手で握るくらいの太さになるまで10年かかるというほど成長の遅い木です。マイナス20度以上の酷寒に耐えるのだから、無理ないですね。若い頃の年輪をみると、とても詰まっています。アカゲラ林には、これより太いカシワがまだ4本ほどあります。コムクドリが営巣した木もそのひとつ。なかには400~500年くらいと思われる木も一本あります。

少しずつ、去年なかった花が咲くようになりました。去年ササ刈りをがんばってよかった^^この蝶は、モンシロチョウではなかったのですね^^;いつも教えていただいてありがとうございます。こちらの夏は春と夏がいっぺんに来るので、蝶や虫たちの昆虫密度がすごく高いです。夏鳥たちが、わざわざ遠い北海道まで来て子育てする理由がわかったような気がします。

min628dot 2014.08.01 16:06 | 編集
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