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2019
05.29

キビタキの後悔

毎年ではありませんが、キビタキがアカゲラ林にやってくることがあります。
今年はその年でした。狭い林なので、どこで囀っても素晴らしく良く響き、林の中で作業をしているときも、畑を耕しているときも、幸せな気持ちになるのでした。

あまりよく響く声で、複雑なメロディ、響きの低い声だったので、はじめはクロツグミではないかと思ってしまいました。(クロツグミも、毎年ではありませんが、何日か滞在することがあるので)なんとか正体を突き止めたいと思い、カメラを持ち出したのが運の尽き。一瞬こちらを見たと思った途端、あっという間に林からいなくなってしまったのです。

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それと引き換えに、あの素晴らしい歌い手が林からいなくなってしまったことを思うと、後悔してもしきれないのですが、いくら囀っても、狭い林にはお嫁さんが来ないので、いつも3日もするといなくなってしまうのです。そう言えば今日が3日目だったな・・・と自分に言い聞かせて諦めました。
キビタキはあまり物怖じしないと思っていましたが、それは、メスがいて、自分のテリトリーを守っているときだから。まだペアにもなっていないオスにしてみれば、少しでもアヤシイ場所ならさっさと出て行くのが当たり前だったんですね。


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2019
05.26

林の花 2019春

落ち葉かきもようやく終え、(というか途中でもう諦め、)花を楽しむ季節になりました。まだ畑耕す仕事が残ってるけど、今日は5月としての気温が記録的に上がるということなので、早朝だけの作業にして切り上げ。朝のうちにと、林の花を見回りました。それでも、歩くと汗が出ます。(←もう25度越えると発汗する体になってる)
必死に落ち葉を退けた甲斐あって、ベニバナイチヤクソウはたくさんの花をつけてくれました。花期が長いのでこれからしばらく楽しめそうです。

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ツマトリソウも増えました。林の師匠が、ベニバナイチヤクソウのあるところには一緒に咲いているものだからと、昨年、分けてくださいました。
株がちいさいので、花もまだ小さく咲きます。※1

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林の中はスズランがあちこちにあります。ベニバナイチヤクソウと一緒に咲いているものもありますが、ここは群生地。林に自生していたものです。

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地味ですが、ズダヤクシュも初めて咲きました。林の師匠にいただいたものですが、場所が合わないと、消えてしまうので、ホッとしています。

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ここにはツバメオモトも植えています。同じく師匠にいただいたスズムシソウも、花芽をつけていました。今年はふた株に増えていたのでひと安心です。
カタクリの花はもう終わってしまいましたが、3年前から毎年、相方がタネを蒔いたものが、あちこちに発芽しています。1年目は針のような葉が一つ。2年目からはだんだん太くなっていきますが、まだまだ葉は一つだけ。葉が二つになって、花がつくまで6〜7年かかるそうです。蟻がタネを運ぶので、こんなところに?という場所にも芽を出します。

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クロユリは、いまが満開です。去年よりもたくさんの花をつけました。
根元にはたくさんの芽があって、広がっています。

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チゴユリも増え続けているので、通路にはみ出したものは林の中に移しています。

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笹刈りをした場所に咲いたフデリンドウ。わずか数ミリの花です。本来は乾いた日当たりにあるらしいのですが、ここは林の中、しかも日陰が多いので、たくさんあるつぼみが全部開くことは滅多にありません。
神出鬼没で、来年もここに咲くとは限らないため、見つけると嬉しい花の一つです。※2

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トカチハナシノブが満開になりました。3年で、株もこんなに大きくなりました。初めはここが合わないかとハラハラしましたが、今では他の場所にもこぼれ種で花を咲かせてくれるほど、実はたくましい花でした。※3

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大好きな花です。

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このほか、ユキザサ、、ギンラン、マイヅルソウ、ミヤマオダマキも花をつけています。
これから咲くのはヒトリシズカ、クルマバソウ、サイハイラン、ギボウシ、ホタルブクロ、ヒオウギアヤメ、エゾカンゾウ。初夏にはエゾスカシユリ、オオヤマサギソウ、エゾスズラン、ジンヨウイチヤクソウ、オオウメガサソウ。夏になるとクリンソウ、トリアシショウマ、エゾカワラナデシコ、フウロソウ、カンゾウ、トモエソウ、エゾトリカブト など・・・。

これまで林の植物については断片的にしかUPしてきませんでしたが、3年経って、花もなんとか増えてきたので、ここらでまとめておこうと思いました。
林を歩けば、スズランの香りが漂って、今がいちばん心地良い季節です。花が増えていくのは嬉しいのですが、そのためには、笹刈りに雑草抜き、落ち葉かき・・・これからもまだまだ、林でしなければならないことが増えていきそうです・・・(*´﹃`*)

※1 林に咲くのは、ツマトリソウより小さな、コツマトリソウではないかと思われました。原生花園や公園などにも普通に咲いている花です。

※2 フデリンドウは越年草で、花が終わるとタネを落とし、秋に発芽して越年するということがわかりました。宿根草ではないので、消えてしまうこともあるのですね。

※3 トカチハナシノブは、ヒダカハナシノブに一番花の姿が似ていました。十勝の固有種には違いないのですが、そういう名前の方が一般的かもしれません。



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2019
05.21

春の林で

今年も夏鳥たちが林にやって来て賑やかでした。
でも、5月後半になると、だんだん静かになります。それは営巣が始まったり、ここではないどこかで巣を持つことを決めた鳥が、去るからなのです。

ミヤマカケスは毎年4月早々にやって来て、すぐにいなくなってしまいます。
ニュウナイスズメも最近声が聞こえないので、移動したのかな?

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ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラの、いつものメンバーたちは、春になるとちゃんとペアになっています。(あまりにレギュラーなので写真撮ってない)

このアカゲラ♂は、2羽のメスにモテモテ?で追いかけられていたのですが、最近ヒトリになってしまいました。どこかでパートナーが巣篭もりしているのか、はたまた逃げ疲れて独身なのか??もしひなが生まれたら、夏になれば連れてくるでしょう。それまでは謎。
・・・ところでそれはフィンチ用のバードケーキフィーダーなんですけど・・・。

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この様子を見てると、ただ呑気にご飯を食べに来てるだけとしか見えませんが (´∀`*;)ゞ
(このあと全部食われました)

コムクドリも2〜3ペアやって来ましたが、今年はあまり姿を見せないので、まだ写真を取れずにいます。ちょっとの間メスが巣穴を物色していましたが、いつの間にか静かに・・・。
今年はついにここで営巣するのをやめたのかな?
コサメビタキも声を聞いているのですが、まだ姿を見ていません。これ以上葉が茂ってしまうと、ますます見つけにくくなるから、早く会いたい。

センダイムシクイは毎日鳴いていますが、林床を整理してしまったので、もう林には営巣する場所がないかも・・・。

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木の根元に落ち葉や枝を積んでおくのですが、この時期は人(居候の住人たち)が林の雑草を取るために見回ったり、落ち葉かきの作業をするため、林床に巣を作るのは難しそう( ノД`)

そして、今年もアカハラがやって来ました。

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時々歩いて餌を探したり、朝夕、キョロンキョロン鳴いていったりしますが、営巣は、今年もお隣の、空き家がある敷地のようです。林もテリトリーのうち、ということでしょうか。

アオジやシメさんも、ペアでやって来てご飯を食べています。(写真はどちらも女子だけですけど)今年も、林やその周辺で子育てすると思います。

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毎日一番賑やかなのは、何と言ってもヒヨドリです。毎年1ペアしかいないし、一緒に冬を越した仲間なので、賑やかすぎるのも、なんとか我慢。

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去年もブサ可愛い雛を4羽連れて来てくれましたが、今年も連れてきてくれそう・・・^^;

そしてなんと、畑の脇においてあった、底が抜けたカメを伏せた中に、シジュウカラが営巣していることが発覚!!巣箱つけてたのに〜?!(巣箱の深さが足りなかったみたい・・・orz)
当分の間畑を耕すこともできないので、その畑には、雛が巣立ったあと、冬期保存用の、かぼちゃの種でも蒔くしかない。この畑が使えなくなったので、また下の畑を「開墾」しなければなりません・・・orz

あとは無事巣立つのを祈るだけ。無事に巣立ったことを、またお知らせできたらいいのですが(* ´ ▽ ` *)


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2019
05.16

さいごの文鳥

Category: 文鳥
この春、推定7歳半で、ロロが林に眠りました。これで林には女の子だったサノスケと、最後にペアになったシチ、そして長女の文鳥1羽の、4羽が眠っています。

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シチがいなくなってからのロロは、文鳥同士の暮らしから、私と1対1の暮らしに少しずつ慣れて来たところだったので、いなくなってしまったショック、喪失感は大きなものがありました。毎日林や、畑の仕事に明け暮れる、この時期でなかったら、耐えられなかったかも・・・。

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思えば、2004年、ブログを始めたのは、初めての文鳥だった白文鳥の飼育記録のためでした。去年の今頃は保温、どうしていたっけ?とか、ゴマ吉はいつお迎えしたんだっけ?とか、しょうもない世話人は、すぐ忘れてしまうのでした。
その頃の私は、ブログというのは、ただ個人の日記のようなもので、こんなもの誰も読まないだろうと思っていたのです。だから好き勝手なことを書いていたのですが、思いがけずたくさんの方からコメントをいただき、驚きました。後になって、好むと好まざるとにかかわらず、これが世界中に発信されて、しかも残ってしまうのだとようやくわかりましたが、記録として必要なので削除するわけにもいかず、恥を晒したまま、あれから15年も経ってしまいました・・・(~_~;)
ブログを始めるきっかけをくれた文鳥たち、子供と私たちの生活に、家族として加わり、賑やかな日々をくれた文鳥たちに、感謝を。ここに、文鳥の最後の記録として残します。

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育ての親の長女に握られたときの写真が、最後になりました。


2019
05.05

今年は赤いの

Category: 出逢った野鳥
ここでは毎年、メスのベニマシコしか撮れなかったのですが、今年は初めて、オスがむしゃむしゃとヤナギの花を食べているところが撮れました。

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ベニマシコは食べ始めると、同じ場所に長くいてくれるから助かります^^

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水を飲みに行きました。

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メスはというと、この時は他の場所に数羽の群れがいましたが、写真は遠すぎてダメでした。毎年、どっちかしか撮らせてもらえない・・・(´;ω;`)

この谷地は、人の手が入らない荒地です。ササと枯れ草の中に咲くエゾエンゴサク。

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水辺にはエゾノリュウキンカが咲いていました。

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いよいよ桜が咲くと、あの鳥がやってくる・・・かな??


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2019
05.04

早い春 その2

Category: 出逢った野鳥
4月も下旬になって、他所よりも遅い春が、ようやくご近所にもやって来ました。まん丸の、エゾバッコヤナギの花が咲くと、小鳥のさえずりが聞かれるようになります。
すると、いてもたってもいられなくなります。

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このお方は冬からずっといらっしゃるのですが、

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こちらは夏のお客さんです。もうすっかり夏の顔になったノビタキ、いらっしゃ〜い!

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まだ朝は氷点下の日もあるなかで、咲き始めるコブシの仲間、タムシバ。寒いから、まだ冬芽の毛皮を着込んでいます。

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枯れたような木々の中で、輝くように咲く、この白い花を見つけると、嬉しくなります。キタコブシよりも甘い香りが強いので、ヒヨドリが花を、丸ごと食べに来ます( ノД`)

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そして、ホーホケキョを聞くと、夏鳥たちがいっせいに渡ってきた合図です。

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今はもう、あちこちでアオジやカワラヒワ、シメ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ベニマシコなどが囀っていて、とても賑やかです。もう少し後に続きます。


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