2018
06.12

残念な出来事

Category: 出逢った野鳥
それはまだ北国の春も浅い日のことでした。

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シマエナガの夫婦が、一生懸命巣材を集めていました。巣はもうほとんど出来上がって、
あとは卵を産むための産座に、水鳥の羽毛を敷くばかり。

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夫婦は、何度も、何度もやってきては、羽毛を巣に運んでいました。

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その後、シマエナガは巣篭もりを始めました。無事に雛が生まれますように。

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ところが、もうすぐ雛が巣立つかと思われたある日のこと、突然カラスに巣が襲われ、雛たちは、全滅してしまったそうです・・・。

シマエナガの雛は巣立つと、一列に並んで親を待つ姿が見られます。それが見られるのは、巣立ちからわずかの間のことなので、その一瞬を写真に収めるために、雛が巣立ちするのを、巣の真ん前で待ち続けた人がたくさんいたらしい。ところが、待ちながら、ここで食べ物を出した人がいたのです。それをカラスが見ていて、食べ物を奪いました。

その時、カラスはシマエナガの巣に気づいてしまったのです。

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ここはエゾリスやカワアイサを見に、遠くからも多くの人が訪れる場所です。そのため、巣の存在を知らせないよう、この巣材集めの写真をブログに載せないようにしてきました。
しかし、一生懸命巣材を集めた、このシマエナガの夫婦が育んだ命は、奪われてしまいました・・・。

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今も、鳥たちの巣がある多くの場所で、同じことが起こっていないよう、願うばかりです。


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