2017
07.23

恐竜の末裔(?)の子孫たち

Category: 出逢った野鳥
恐竜の末裔を思わせるこわもてのアリスイ。でも子育てはオスメス一緒。顔に似合わず優しいお父さんなんですね。あたりを警戒しているのは、イクメンのお父さんでしょうか。

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警戒しているお父さんのために、場所はヒミツ。

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巣穴からは元気なひなの声がしていましたが、ある日、可愛いのがチョロリと出てきました。見事な保護色ですね^^

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親鳥は迫力ある顔つきですが、幼鳥はめんこいです〜^^パタパタ羽を動かしながら、キツツキらしく、木によじ登っています。ようやく巣立ちしたんだ!

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・・・と思っていたら、この子、なかなか巣穴の近くから離れようとしません。
それどころか、また巣穴に戻っちゃったりするのです!
「巣立ち」というのはもう2度と巣に戻らないもの、という認識が覆りました・・・。

その後も出たり入ったり・・・??不思議な生態です。巣に戻ろうとするひな。
下のひなは押し出されてしまいました。

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親が来ました。まだ巣の中にいるひなに餌を与えています。

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巣の中には2羽見えますが、お尻が出ているのは、よじ登って巣に戻ったひなです。巣から顔を出しているひなは、まだ「巣立って」いません。

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初めて巣穴を出た一番目の子と、その日の様子。まだ親から餌をもらっていました。

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巣穴からは他のひなの声がしています。そしてこの一番目は、このあと、巣に戻ろうとしていました。

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何日かあと、一番目と思われる幼鳥が、親の後を追って、背中をつついたりして餌をねだっていましたが、親は知らん顔でした。もう面倒を見ないのかしら?

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2、3日後に見ると、巣の近くにポツンと幼鳥がいました。まだこの1羽しか巣立ってないのでしょうか?この時もまだ巣からはひなの声がしていました。なんども巣に戻って来る幼鳥を見ましたが、この子でしょうか。姿が同じなので多分、としか言えませんが・・・。

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初めてアリスイの、しかも子育ての様子を見ることができました。その姿や、アリを食べるというキツツキの仲間であること、巣立ちしてもまた巣に戻るひななど、謎の多い出来事ばかりでした ( ゚A゚;)
(写真は、何日かをまとめて再構成したので、必ずしも時系列ではありません。)


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2017
07.20

麓で出逢った鳥たち 

Category: 出逢った野鳥
記録的な暑さのため(ということにしておこう)旭岳ではギンザンマシコはおろか、カヤクグリやイワヒバリ、ホシガラスなど、山らしい鳥には全然出会えなかったけど、姿見の池付近でノビタキが巣を作っていました。近くに巣があるらしく、登山者が通るとしきりに警戒音を出していました。

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ジャッ!ジャッ!「あっちへ行け!!」という声の中にピッピッと可愛い声が混じってしまうのはご愛嬌^^登山者からは「あら可愛いわね〜」と言われてしまいました。

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遠いですがハイマツの中にぼんやりとノゴマ。2羽がハイマツの中に飛び込んだので、やはり巣があるようです。ノビタキもノゴマも平地の草原にいる鳥なのに、下界は暑いからこんなところまで来ちゃったの??

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旭岳の麓に降りると、ウグイスやエゾムシクイなどの声が聞かれました。
その托卵相手を狙う、ダブル・ツツドリ。

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キセキレイの幼鳥きょうだいがじゃれあっていました。可愛いのでしばらく見てしまった。

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キセキレイに偶然ニアミスしてくれた、ベニマシコ。

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麓でのウオッチも楽しかったけど・・・
やっぱり次回はギンザンマシコが見たいです・・・(っω・`。)


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2017
07.19

神様たちの暑い庭 

真夏日が連続した北海道。帯広では36度を超えました。
こんな時、カムイミンタラ(神様たちの遊ぶ庭)に行けたのは運が良かったのか悪かったのか。前日も、その後も荒れた天候だったので、運が良かったと思いましょう。

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・・・旭岳ロープウェイを降りると20度・・・のはず・・・でも日差しがジリジリと半端ない。風は涼しいので、下界よりは随分ましだけど、歩いていると汗が出てきます。
神様も、今日はこのお庭で遊ぶより、神様の国でお昼寝でもしておいででしょう。
ええ、こんな暑い日にはもちろん、氷河期の生き残りと言われるギンザンマシコなんて、これっぽっちもいませんでしたよ〜 (・Д・)ノ ←運の悪い方

・・・気を取り直して周りを見回せば、神様のお庭は花盛り!
チングルマ
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山屋である相方も、「本州ではこんなにたくさんの花がある山は見たことがない」と言っていました。そして、平地では見られない高山植物が咲いていました。
エゾノツガザクラ
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ミツバオウレン
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マルバシモツケ
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エゾイソツツジ
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イワブクロ
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メアカンキンバイ
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キバナシャクナゲ
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高山植物の女王、コマクサも初めて見ました。
殺伐としたれき地に堂々と咲いていて、まさに女王様のお姿。

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チングルマはもう綿毛になっているものも。チングルマは草ではなく、木なのだそうです。

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これはショウジョウバカマですが、岐阜で見たものより巨大で、花はうす紫でした。何より、早春の花だったショウジョウバカマが、ここでは夏に咲いていたので驚きました。

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ゴゼンタチバナはまるで盆栽のようなしつらい。相方によれば「構図が決まってる」


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ツガザクラは一面に咲いていて、白い花、小さいものなどいくつか種類がありました。他にもウコンウツギや、目当てのエゾコザクラなどを見ましたが、数が少なかったです。(てっきり相方が写真に撮っていると思っていたら撮ってなかった(ノ_<)
この日は暑さのため、散策路を回るだけでヘトヘトでしたが、次回はぜひ裾号平まで行ってみたい。そして、ギンザンマシコも見たいです・・・(´;ω;`)

マークは相方の写真でした。


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2017
07.17

恐竜の末裔?

Category: 出逢った野鳥
北海道に来てから初めて見た鳥はいくつかありますが、初めてこの鳥に出会った時はびっくりしました。アリスイ。キツツキの仲間だそうです。

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木の幹にとまると、完全に保護色。

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インパクトある顔立ち。この羽模様も、恐竜の鱗に見える・・・。

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名前のとおりアリを餌にします。ひなに持ってくるのもアリの卵。

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余ったのは食べちゃう(笑)
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長い舌です。

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巣穴からは元気なひなの声がして、巣立ちも近そうです。場所については、特に秘します。


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2017
07.11

亜麻の花

Category: 周辺自然観察
毎日暑さが続いています。九州に甚大な水害をもたらした、あの憎っくき低気圧が、なんとこちらにまで影響しているらしい。
7月上旬の時点で札幌で3日以上真夏日が続くのは、1892年以来、じつに125年ぶりのことだそうです。十勝も暑い日が続きました。今日は曇って少し暑さが和らぎましたが、湿度が高く、蒸し暑いです(´д⊂) 
この時期、近くの町の畑にある亜麻の花が満開になります。

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涼しげな色、風に揺れる細い茎、大好きな花です^^

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花だけでなく、雄しべまで青いのです。

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思わずじーっと見てしまう美しさ。

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じ〜〜〜っ・・・

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・・・じつはこれ、去年の写真なのです。今年は暑くて、出かけていません(´∀`*;)ゞ
暑い日に見ると、涼を呼ぶ花かなと思って、UPしてみました^^

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2017
07.08

ファミリーその後

朝、あの懐かしい声がしたので出てみると・・・林の外からだった。
畑のふちにコムクドリの群れ。数からみると、うちで繁殖したファミリーでしょう。
イタドリの中でかくれんぼ。林をでたら、こういう場所で暮らしていたのか〜ヾ(・∀・)ノ
再会できてよかった^^

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電線にお母さんと幼鳥。

何かいるわね・・・
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隠れてなさい!
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お父さんは、餌を捕るのに大忙し。
今はコガネムシがたくさんいるので、幼鳥にはもってこいでしょう。

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さくらんぼも与えているようです。

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幼鳥。だいぶしっかりしてきたけど、電線にしがみつくようにとまっていました。

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もっとちょうだ〜い!!
もう食べたでしょ・・・

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仕方ないなぁ
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幼鳥が大きくなるにつれ、ますますたくさんの餌を与えなければならないので大変ですね。
この2時間後ここを通ると、電線にモズ夫婦がいました。
当然ですが、コムク一家はどこかへ退散したようです・・・。



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2017
07.05

カッコウお目見え

コムクドリがモズの出現で、巣立ちひなを藪の中に隠していた頃・・・

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林の縁にあるカラマツではずっと、カッコウが鳴いていました。カッコウはモズに托卵しようとして狙っていたわけで。(まだ鳴いているということは、成功していないのかな?)

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毎日、声を聞きますが、カメラを向けると、どんなに遠くてもさっと飛び立ってしまって、姿はなかなか撮影できないでいました。私もコムクドリと一緒に藪の陰に隠れていたおかげで、やっと姿を撮ることが叶いました(それでもかなり遠いのでピンボケでしたが・・・orz)

話変わって、十勝では湖沼地帯や海岸でよく見られるオオジシギ。アイヌ名チピヤクカムイ。もともと神として天に住んでいたのですが、アイヌコタンに遣わされると、地上の美しさに用事を忘れて飛び回り、神様から戻ってくるなと叱られたという言い伝えがあります。ほとんどが北海道で繁殖します。

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最近、オオジシギの渡りのルートを解明しようとする民放テレビのドキュメンタリーを見ました。それによると、どうやらノンストップで、6日間かけてインドネシアまで到達している模様。ハトよりも一回り小さいくらいのオオジシギ。驚異的な能力です。しかし、低気圧や台風に巻き込まれて消息を断つものも・・・(/ _ ; )
北海道では、繁殖地である湿地や草原が激減して、オオジシギは3割も減少し、準絶滅危惧種に指定されています。
私がここへ来て3年、ここでもオオジシギの姿は年々少なくなっています。周囲の環境が悪化したためと思っていたのですが、このドキュメンタリーで、オーストラリアでも同じようなことが起きていることがわかりました。渡り鳥は双方の環境が保たれないと生息できないのだと、改めて気づかされました。
この研究でオオジシギの生態が解明され、繁殖地を保護する動きに繋がってくれたらと願っています。


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2017
07.02

すぐにさよなら

巣立ちはやはり読み聞かせの当日だった・・・orz
前日の夕方見た時は、もうひなが巣から飛び出さんばかりの勢いでしたから、明日巣立つと思ってはいたのですが・・・。
朝、もうコムクドリの幼鳥たちの声が林の中に響いていました。両親は巣立ったばかりの雛たちのため、木の上で必死で餌を探していました。

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ところがそのとき、林の中にモズが入ってきたのです。

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木の上にいたコムクドリ一家が動きました。大声で警戒音を発するお母さん。

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そして、まだ手付かずの、木が密集している場所へ、ひなたちを隠したのです。
巣立ちほやほやの、コムクドリのひな。去年は突然いなくなってしまったあとでしたが、今年はようやく巣立ちひなに会うことができました^^

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お父さんまだかなぁ?
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待っている間に羽繕い。

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おっと!ひなたちはまだ木につかまっているのもやっと^^;

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お父さんが来た時はかなりの暗がりの中・・・^^;
お父さんは、ひなたちに順番に餌を運んでいました。
ここで、出かける時間に(・Д・)ノ

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帰ってみると、もう1箇所の、折れた木にいたひなも巣立っていました!去年も一度にいなくなりましたが、コムクドリは、仲間同士で一斉に巣立つのでしょうか??巣立ちを調整していたのかしら??びっくりでした。
翌日、コムクドリのふた家族は、畑に移動していました。電線で餌をくわえているお父さん。
畑のふちにある繁みの中から、ひなの声がしていました。

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これを最後に、コムクドリを見ていません。家族はだんだん集まり、群れを作って、秋には渡っていくのですね。それまでに、またどこかで会えるといいのですが。


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