FC2ブログ
2018
06.21

一番牧草の刈り入れどきに

Category: 周辺自然観察
今年もいよいよ周囲の畑で牧草刈りが始まりました。農道では牧草を満載したトラックが行き交い、畑は青草のいい香りがしています。
畑に点在する牧草ロールは、十勝の初夏の風物詩です。

DSC_3624-4.jpg

私はこの時期、すっかり刈り取られた牧草地を見ると、つい思ってしまうのです。
ホオアカや、ヒバリの巣立ちは間に合っただろうか・・・

DSC_8790-4.jpg

畑の入り口に、ノビタキの巣はなかったかなぁ・・・

DSC_9024-4.jpg

農道のアオジのひなは、大型機械の轟音にびっくりして事故にあったりしないだろうか・・・

DSC_9071-4.jpg

こういうのを老婆心というのですね。地上に巣を持つ鳥たちの子育てはリスクが大きい。キタキツネやカラス、天敵も子育てをしています。でもちゃんと、すぐにアオジの、夏の終わりの農道にはノビタキの幼鳥が現れるのです。それを信じて!


Comment:2  Trackback:0
2018
05.09

そうだったのか

Category: 周辺自然観察
先月、ウラホロイチゲの観察会に参加しました。去年は、当日、仕事の都合で行くことができないと言ったら、観察会前に、講師の方がご好意で特別に案内してくださったのですが、その時の姿とはまるで違っていました。去年は咲いたばかりで、花も小さく、葉も紫色で寒そうな姿をしていましたが、今は春の陽をいっぱいに浴びて、荒地の中でたくましく、そして可憐に咲き誇っていました。

DSC_0559.jpg

エゾエンゴサクといっしょ^^

DSC_0564-4.jpg


ウラホロイチゲの見分け方は、茎に細かな毛があることだそうです。

DSC_0567-4.jpg

萼片の数は多くても8枚まで。稀に9枚のものがあるそうですが、講師の方もほとんど見たことがないとおっしゃっていました。

DSC_0570-4.jpg

4月23日の記事で、種類を特定できなかったイチゲは、主催者の博物館の学芸員さんや、講師の方に写真を見ていただいたところ、ウラホロイチゲだったことが判明。
私は昨年の姿がウラホロイチゲと思っていたので、気づかなかったのです。

でも、新たな疑問が。その場所はウラホロイチゲが咲く環境から、少し外れた場所だったからです。客土した土に混ざっていた可能性もあるということでしたが、新たな繁殖地発見かもしれません。学芸員さんがこれから調査してくださるそうです。
ウラホロイチゲは、極東や樺太ではアムールイチゲの名で知られています。日本では浦幌から根室半島までの、太平洋側のみに分布しています。浦幌で発見され、申請したのでこの名がつきました。

別の日、この日も北海道の固有種を見たので、それもついでに。
山間の渓流沿いに咲く、ソラチコザクラ。

DSC_8196-4.jpg

岩肌に張り付くように咲く、小さなサクラソウです。この花は重力に逆らって咲いていました。

DSC_8189-4.jpg

堅い岩肌から、こんなにたくさん。なんて健気な姿でしょう。
十勝、日高山系、胆振地方など、北海道でも限られた場所にしか咲かない、珍しい花だそうです。

DSC_8204-4.jpg

エゾオオサクラソウもたくさん咲いていました。
葉や茎に細かな毛が生えているのが、オオサクラソウとの違いだそうです。
これも道東に多く自生する、北海道の固有種です。

DSC_8194-4.jpg

この日はコマドリやクマゲラの姿を初めて見たのですが、場所が暗く、写真はいまひとつでした。


Comment:4  Trackback:0
2018
04.24

春の妖精たちを探して その3

Category: 周辺自然観察
青と紫の花編は、カタクリとエゾエンゴサク。

DSC_0487-4.jpg

DSC_0485.jpg

エゾエンゴサクは毎年出会うのが楽しみな花。
青い花が多いですが、紫がかったのもあり、グラデーションも素晴らしい。

DSC_0531-4.jpg

低山で見たカタクリは、エゾエンゴサクの衛兵を引き連れた女王のようでした。

DSC_0530-4.jpg

色も鮮やか。

DSC_0534-4.jpg

このところ気温が高かったからでしょうか、この山の中では、もうエゾムラサキツツジが咲いていました。

DSC_0526-4.jpg

北海道、北東アジアに見られるツツジです。花の大きさは2〜3センチほどで、とても小さい。もっと大きくて花もたくさんついているのを、公園やお庭で見かけますが、これは自生種なのでしょう、花が小さくて、まばらです。でも、色はこちらの方が濃くて鮮やかです。何より、早春にふさわしい、凛とした姿をしていました。

相変わらず、アカゲラ林の花はまだ・・・と思っていたら、ヒメイチゲが一番に咲いていました!

DSC_0554-4.jpg

DSC_0557-4.jpg

うちのは1センチほどの小〜さな花ですが、これでも立派な春の妖精ですよね^^
今、林ではようやくカタクリが咲き始めたところです。


Comment:4  Trackback:0
2018
04.23

春の妖精たちを探して その2

Category: 周辺自然観察
今回は白い花から。スプリング・エフェラメル(春の妖精)には入らないかもしれないけれど、これはエゾリスがいる場所に咲く水芭蕉。
とりのなん子さんの地方では「ベコ(牛)の舌」って言うらしい・・・^^;

DSC_7890-4.jpg

町の境になる山道で見たのはキクザキイチゲ・・・

DSC_0537-4.jpg

だと思うけれど、葉の切れ込みが深いです。花びらに見える萼片の数は8片。キクザキイチゲのバリエーションでしょうか??

DSC_0538-4.jpg

別の山道で、大好きなアズマイチゲ。

DSC_0543-4.jpg

笹を刈らないと花は咲かないものと思っていましたが、なんと笹の間から群生していました!か弱い姿の「妖精」なのに、最強の笹を征服!(笑)びっくりな発見でした。
お見苦しいですが、できるだけ生息環境そのままを撮ることにしています。ここは観光地でもなんでもない、人の手が入らない場所なのです。

DSC_0548-4.jpg

萼片が反り返って、雄しべが目立つ花。この日は気温が高い日でした。

DSC_0549-4.jpg

フクジュソウ、フキノトウ、残雪と。

DSC_0551-4.jpg

アカゲラ林のアズマイチゲは、まだ葉が出たばかりです。
花はいつ咲くのでしょうね〜^^;??


Comment:2  Trackback:0
2018
04.22

春の妖精たちを探して その1

Category: 周辺自然観察
アカゲラ林の中にはまだ花がないので、ご近所にスプリング・エフェラメル(春の妖精)を探しに出かけました。どれも短い花期なので急いで出かけます。
汚れてるけど残雪とフクジュソウ^^;早春には黄色い花がまず目立ちますね。

DSC_0490-4.jpg

DSC_0491-4.jpg

地味ですが、バッコヤナギのまん丸い花も黄色です。これが咲くと、ベニマシコが渡ってきて、花を食べます。

DSC_7879-4.jpg

キバナノアマナは、中部地方以北に咲くアマナのようです。岐阜で見たのは白いアマナでした。これは山道で見た、落ち葉を突き抜けて咲こうとしているキバナノアマナ。

DSC_0535-4.jpg

DSC_0536-4.jpg

なんてたくましい姿でしょう。この後、落ち葉を外してやりました。日当たりのいい農家の近くには、こんなに群生していました。家の人が大切にしてくれたので、こんなに増えたのでしょうね。

DSC_7945-4.jpg

DSC_7948-4.jpg

今回は黄色い花編。エゾノリュウキンカも黄色ですが、まだ咲いていませんでした。夏鳥の声も聞かれないこの頃、次々に咲く、けれど一瞬の花たちを追いかけてこの時期を過ごします。



Comment:0  Trackback:0
back-to-top