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2019
06.28

ナキウサギの山

Category: 周辺自然観察
少し前のことになりますが、ようやく晴れ間が出たある日、山登りしてきました。
一昨年の黒岳 以来の私にはかなりキツかった!カメラも重いしね〜 (´д⊂)
相方は、平然と自分のペースで登り、先々で待っていてくれました。すまない〜( ノД`)
でも、キャリアが違いすぎるので、仕方ありません。(ついて来いと言われる方が困る。)

私は登山道の花を見ながら(余計に遅れる)・・・・ホントは登るのに精一杯で、ゆっくり撮る余裕はありませんでしたが、それでもゴゼンタチバナ、コツマトリソウ、ヒメマイヅルソウ、ミツバオウレンなど、足元に咲く花の姿に励まされながら登りました。

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イワツツジはまだ咲いていなかったけれど、これを見ると嬉しくなってつい一枚。緑の小宇宙みたいで、大好きです。うちで咲くよりも小さなマイヅルソウが。これはヒメマイヅルソウと知りました。

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ツバメオモトの花もまだだでした。残念。こんなに大きな株が、あちこちにたくさん!すごい!咲いてるのをみたかったな〜。うちにあるのは本州産なので、十勝の気候に馴染めないのか、なかなか花をつけてくれないのです (´д⊂) かわいそうなことをしてしまった・・・。

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頂上付近で、チシマヒョウタンボクが花を咲かせていました。花が終わるとヒョウタンのような、二つの赤い実を並んでつけます。右上に、まだ緑のがあります。(クリックすると拡大できます)

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これも珍しい、ミヤマハンショウヅル。

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そしてガレ場にいたのは・・・エゾナキウサギ!! ヽ(´∀`)ノ

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・・・最初に見たのがこのアングルでした・・・( ̄▽ ̄;) えっと、ぶちゃ可愛いよね〜。
記念なのでUPしましたけど、この角度、あまり撮らないよね^^;

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定番ポーズ。今は毛変わりの時期なので、まだらで、あまり見栄えは良くないけれど、ナキウサギに出会えただけで嬉しいからいいの。
のんびり日向ぼっこする子。

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この子は葉っぱを食べています。案外長い。ネズミに似てると思われているけど、これを見ると、やはりウサギの体型ですね。

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これまで麓までは何度か来たけれど、なかなか見ることができませんでした。ここまでくれば、会えたんだなぁ。子どものナキウサギもいましたが、素早くて、残念ながら撮れませんでした〜 orz
今度は秋にも来たいなぁ!(* ´ ▽ ` *)(←まだ懲りてない)

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山を降りてから見たのはハクサンチドリ。立山の弥陀ヶ原で初めて出会った時の、あの喜びが蘇りました。懐かしいです^^ ここでは、海岸の原生花園などでも見られます。平地にも咲く花になっていましたが、それでもどこにでもあるという花ではありません。貴重な出会いであることに、変わりはないです(*^_^*)


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2019
06.10

林の周りで

Category: 周辺自然観察
林の周囲の農道は、かつて夏鳥の天国と言ってもいい環境でしたが、木が伐採されて、大きな農機が通るようになると、夏鳥の姿が消えていきました。それ以来、林の周囲にはあまり注意を払ってこなかったのですが、この頃、毎日のようにベニマシコの声が聞こえるので、外に出てみたら・・・いました!

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オスはヨモギの種を食べるのに夢中・・・(¬_¬)
メスも飛び出して来ました。近くに巣があるのかな??

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ノビタキも3箇所で見かけました。お父さんは見張り。

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お母さんは食べ物を運んで大忙し。

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電線にはニュウナイスズメ。

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こちらはお父さんが餌運び。林からはいなくなったと思っていたら、どうやら近くにある除雪マーカーの、パイプの穴に巣を作っているようです。ノビタキやニュウナイスズメは、林に入ってきて、カシワの葉から虫を捕って運んでいます。

さらに別の農道からは、きれいな囀りが響いていました。アオジかな?

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・・・と思っていたら、ノゴマでした!!今年も帰って来てくれたんだ!

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またしばらく美しい囀りが聞かれそうで、嬉しい(*´∀`人 ♪ (去年のノゴマは こちら
農道の木が伐採されてから2年、これだけの鳥が、こんなに近くにいたとは、思いもしませんでした。他にも、林の周りから、アカハラやエゾセンニュウの声が、毎日聞かれるようになりました。
また農道を歩きたくなったけれど、みんな子育てしているようなので、林の縁からそっと見るだけにしておきます。


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2018
06.21

一番牧草の刈り入れどきに

Category: 周辺自然観察
今年もいよいよ周囲の畑で牧草刈りが始まりました。農道では牧草を満載したトラックが行き交い、畑は青草のいい香りがしています。
畑に点在する牧草ロールは、十勝の初夏の風物詩です。

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私はこの時期、すっかり刈り取られた牧草地を見ると、つい思ってしまうのです。
ホオアカや、ヒバリの巣立ちは間に合っただろうか・・・

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畑の入り口に、ノビタキの巣はなかったかなぁ・・・

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農道のアオジのひなは、大型機械の轟音にびっくりして事故にあったりしないだろうか・・・

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こういうのを老婆心というのですね。地上に巣を持つ鳥たちの子育てはリスクが大きい。キタキツネやカラス、天敵も子育てをしています。でもちゃんと、すぐにアオジの、夏の終わりの農道にはノビタキの幼鳥が現れるのです。それを信じて!


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2018
05.09

そうだったのか

Category: 周辺自然観察
先月、ウラホロイチゲの観察会に参加しました。去年は、当日、仕事の都合で行くことができないと言ったら、観察会前に、講師の方がご好意で特別に案内してくださったのですが、その時の姿とはまるで違っていました。去年は咲いたばかりで、花も小さく、葉も紫色で寒そうな姿をしていましたが、今は春の陽をいっぱいに浴びて、荒地の中でたくましく、そして可憐に咲き誇っていました。

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エゾエンゴサクといっしょ^^

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ウラホロイチゲの見分け方は、茎に細かな毛があることだそうです。

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萼片の数は多くても8枚まで。稀に9枚のものがあるそうですが、講師の方もほとんど見たことがないとおっしゃっていました。

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4月23日の記事で、種類を特定できなかったイチゲは、主催者の博物館の学芸員さんや、講師の方に写真を見ていただいたところ、ウラホロイチゲだったことが判明。
私は昨年の姿がウラホロイチゲと思っていたので、気づかなかったのです。

でも、新たな疑問が。その場所はウラホロイチゲが咲く環境から、少し外れた場所だったからです。客土した土に混ざっていた可能性もあるということでしたが、新たな繁殖地発見かもしれません。学芸員さんがこれから調査してくださるそうです。
ウラホロイチゲは、極東や樺太ではアムールイチゲの名で知られています。日本では浦幌から根室半島までの、太平洋側のみに分布しています。浦幌で発見され、申請したのでこの名がつきました。

別の日、この日も北海道の固有種を見たので、それもついでに。
山間の渓流沿いに咲く、ソラチコザクラ。

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岩肌に張り付くように咲く、小さなサクラソウです。この花は重力に逆らって咲いていました。

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堅い岩肌から、こんなにたくさん。なんて健気な姿でしょう。
十勝、日高山系、胆振地方など、北海道でも限られた場所にしか咲かない、珍しい花だそうです。

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エゾオオサクラソウもたくさん咲いていました。
葉や茎に細かな毛が生えているのが、オオサクラソウとの違いだそうです。
これも道東に多く自生する、北海道の固有種です。

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この日はコマドリやクマゲラの姿を初めて見たのですが、場所が暗く、写真はいまひとつでした。


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2018
04.24

春の妖精たちを探して その3

Category: 周辺自然観察
青と紫の花編は、カタクリとエゾエンゴサク。

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エゾエンゴサクは毎年出会うのが楽しみな花。
青い花が多いですが、紫がかったのもあり、グラデーションも素晴らしい。

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低山で見たカタクリは、エゾエンゴサクの衛兵を引き連れた女王のようでした。

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色も鮮やか。

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このところ気温が高かったからでしょうか、この山の中では、もうエゾムラサキツツジが咲いていました。

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北海道、北東アジアに見られるツツジです。花の大きさは2〜3センチほどで、とても小さい。もっと大きくて花もたくさんついているのを、公園やお庭で見かけますが、これは自生種なのでしょう、花が小さくて、まばらです。でも、色はこちらの方が濃くて鮮やかです。何より、早春にふさわしい、凛とした姿をしていました。

相変わらず、アカゲラ林の花はまだ・・・と思っていたら、ヒメイチゲが一番に咲いていました!

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うちのは1センチほどの小〜さな花ですが、これでも立派な春の妖精ですよね^^
今、林ではようやくカタクリが咲き始めたところです。


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